愛と反骨精神が、己の器を広げる。

天野雅晴の10代は、まさに波瀾万丈であった。
借金、夜逃げ、母親の事故、父親のガン宣告…。
あまりの試練の多さは、彼の心に大きな傷と、世の中に対する不満と
「絶対に見返してやる」という反骨精神をもたらした。
16歳のときに見習い美容師として働き始めた天野だが、
現在は美容室18店舗、エステティックサロン2店舗、ネイルサロン5店舗を
経営するグループのオーナーとして
愛情に満ちた頼れる指揮官へと変貌を遂げた。
かつで心の中を支配していた世の中に対する不満は、もうない。
美容業界にもっと貢献できる会社を作りたい−。
いま天野は本気でそう考えている。